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アルファーミュージックの講師が、レッスンや音楽、その他いろいろなことについて気ままに語ります。
アヴェ・マリア ~ブルグミュラー~
2013-12-01 (日) | 編集 |
とうとう12月に入ってしまいましたね。

今年も残すところあと一ヶ月。

今年中にやらなければいけないこと、山積みです

さて、12月はクリスマスシーズンでもありますね。

ピアノレッスンでは、この時期にしかできないクリスマスの曲をレッスンの中に取り入れたりしています。

「ブルグミュラー25の練習曲集」をやっている生徒さんには、なるべくこの時期に19番の「アヴェ・マリア」を弾いてもらうようにしています。

小学生には、ピンとこないかもしれないので(クリスマス=サンタクロースというイメージですよね)、

「クリスマスはイエス・キリストのお誕生日で、マリア様は、キリストのお母さん。
その聖母マリアをたたえる曲がアヴェ・マリアで、いろんな作曲家がこの題名の曲を作っているのだけど、ブルグミュラーのアヴェ・マリアがこの曲だから、クリスマスに近いこの時期に弾いてみようね」

と解説して、この曲に取り組んでもらいます。

教会で弾いているような、おごそかな気持ちで弾いて欲しいのですが、教会に行ったことのある生徒さんは少ないので、

「静かな、祈るような気持ちで、弾いてみてね」

と言って、和音の響きを大切にして弾いてもらいます。

きれいなメロディの曲ですが、なにせ和音が多くシャープも3つあるので、「ブルグミュラー25番」の曲集の中では難しい曲になります。

クリスマスシーズンによく聴かれる「アヴェ・マリア」

次回は、また別の作曲家のアヴェ・マリアについて触れたいと思います。



「乙女の祈り」で婚活?!
2013-11-10 (日) | 編集 |
私が、ではないですよ

昨日の「らららクラシック」では、「乙女の祈り」を取り上げていました。

私が子供の頃は、この「乙女の祈り」と「エリーゼのために」は、2大あこがれ曲ともいうべく、ピアノ少女たちにとって人気のあった曲でしたが、現在は、「乙女の祈り」は、それほどの人気はないように感じます。

大人の生徒さんたちには人気がありますので、日本の高度経済成長期を象徴する曲だったのかもしれませんね。

さて、題名の「婚活」ですが、、、

この曲が流行った19世紀のヨーロッパでは、中産階級の若い女性がサロンで競い合うように、この「乙女の祈り」を弾いていたということです。

この上品で華やかな「乙女の祈り」をサロンで弾く女性たちの目的は、若いお金持ちの貴公子との結婚!

今でいう婚活ですね。

昔も今も、女性の考えることって変わっていないということでしょうか(もちろんそんな女性ばかりではありませんが)


作曲者のバダジェフスカについて、「女性」という知識しかありませんでしたが、番組を観ていていろいろなことがわかり興味深かったです。

当時は音楽家といえばだいたいが男性であったため、彼女はプロの作曲家にはなれず、アマチュアとして、「乙女の祈り」を自費出版。
楽譜店に自ら営業して売り込むもあまり売れず。
しかし作曲から7年後に、ある音楽雑誌に掲載されたのをきっかけに、大ヒット。

そして大ヒットから3年後の32才の時に亡くなってしまったそうです。

番組では、死因は不明になっていましたが、ウィキペディアでは、病弱のため、と なっていました。

19世紀の華やかなヨーロッパの社交界や、作曲者バダジェフスカのはかない生涯に思いを馳せながら、「乙女の祈り」を弾いてみるのもいいですね。



ジムノペディ 第1番
2013-10-11 (金) | 編集 |
「先生、何かいい曲ないでしょうか」

と訊かれるのは、大人の生徒さんのIさんです。

「クラシック、ポピュラー、ジャズ、何がよろしいですか?」

Iさんは、ジャンルを問わず、いろいろな曲に挑戦されているのです。

Iさん 「クラシックがいいです。先月の発表会を聴きに行ったのですが、高学年の生徒さんは、みんな難しそうな曲ばかりで私にはムリかなぁ、なんて思って

私 「弾こうと思えばどんな曲でも弾けますよ弾きやすい曲がよろしいのでしたら。。。えっと。。。あこの曲はどうでしょうか。」

と、思いついたのが、サティのジムノペディ 第1番です。

淡々とした曲ですので、発表会の曲で使ったことはありませんが、いろいろなところで耳にする有名な曲です。

それほど難しくない上、雰囲気もあり、大人の生徒さんにはぴったりかも

私が見本として弾いてみたら、気に入っていただき、

「やります!!」

と、すぐに次のレッスンの曲が決まりました。

「来年の目標ができました!」

なんて、気長なことをおっしゃっていましたが、今年中に仕上げられるといいですね


トルコ行進曲
2013-05-28 (火) | 編集 |
ここ数日は暑い日が続いていましたが、今日は久しぶりの雨にほっと一息つくような気持ちでした。


さて、先日の「ららら♪クラシック」というTV番組ではモーツァルトのトルコ行進曲が取り上げられていました。

トルコ行進曲というと、モーツァルトの他にベートーベンの曲にもありますね。

あと、トルコ風ロンドとか、トルコという名の付く曲が多いのには気づいていましたが、先日の番組でその謎がわかりやすく説明されていました。

1683年のトルコ軍による第2次ウィーン包囲から約100年後に、ウィーンでトルコブームが起きたというのです。(数年前の韓流ブームみたいなものでしょうか。。)

そのブームに乗って、いろんな作曲家がトルコ軍楽隊の曲をイメージして、曲を作ったそうですが、モーツァルトもそのうちの一人。

そしてこのトルコ行進曲はブームに乗って、大当たりしたとのことです。

モーツァルトは商売上手でもあったわけですね。

トルコ軍楽隊のリズムの特徴や、シンバルなどの打楽器のイメージも取り入れて、見事に曲が作られているのだな、ということが番組を見ていてよくわかりました。

モーツァルトとベートーベンのトルコ行進曲両方とも、軍隊の勇ましい感じや、躍動感があり、聴いていても弾いていても、前向きで元気な気持ちにさせてくれます。


モーツァルトのトルコ行進曲は少し上級のレベルになりますので、多くの生徒さんたちにこの曲を弾いていただくためにも、ぜひ長くピアノを続けて欲しいと思っています


英雄ポロネーズ
2013-04-13 (土) | 編集 |
土曜日のPM9時30分からEテレで放送されている、「らららクラシック」という番組で、今日はショパンの“英雄ポロネーズ”を取り上げていました。

華やかさと、勇ましさ、そして途中で出てくる憂いを帯びた美しいメロディ。

聴いていても弾いていても飽きるところが寸分もないこの曲が、私も大好きです。

ポロネーズというのはポーランドの踊りの曲です。

20才で演奏旅行のためポーランドを離れてから、時代の波にのまれてしまい ついに39才で亡くなるまで祖国のポーランドに帰ることはなかったショパン。

こんな数奇な運命だったからこそ、祖国への思いをつのらせた素晴らしいポロネーズを沢山書くことができたのですね。

改めてこの曲を聴いてみると、ショパンの祖国への熱い思いがひしひしと伝わってくるようでした。

そして国に帰れない自分の運命を嘆いているような。


学生時代に発表会で弾いたこの曲を、久しぶりに練習してみようかな・・弾けるかな