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アルファーミュージックの講師が、レッスンや音楽、その他いろいろなことについて気ままに語ります。
「新世界から」
2014-06-08 (日) | 編集 |
東海地方は、少し前に梅雨入りしたようですが、今日は蒸し暑い日でしたね。


さて、土曜日にTVで放送された「らららクラシック」では、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」を、取り上げていました。

日本では、「遠き~山に~日は落ちて~」と歌われたりしていて、第2楽章のメロディは有名ですね。

この“新世界”というのは、ドヴォルザークが音楽学校の先生として赴任していた国、アメリカのことなのだそうです。

アメリカから故郷のチェコを懐かしんで作った曲であり、また黒人霊歌(ゴスペル)や、アメリカ先住民の音楽の要素も取り入れて、アメリカ人の心に響く曲として作られた この「新世界から」は、ニューヨークのオペラの劇場で大喝采を浴びたということです。

第2楽章のメロディを聴くと、なんとも懐かしいような、切ないような気持ちにさせられますね。

その理由は、下校時によく聴いていたから、というだけでなく、音階にも秘密があるようです。

ハ長調で言うと、ド、レ、ミ、ソ、ラ、の音だけを使うのです。

ジャズやポップスで言うと、メジャーペンタトニックという音階ですが、各国の民謡は、この音階で作られていることが多いようです。

日本のわらべ歌しかり。

ピアノの黒鍵だけで弾いてもその音階になりますので、鍵盤楽器をお持ちの方は、黒鍵だけで、いろいろ弾いて遊んでみるのも楽しいと思います


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